2016年11月30日水曜日

モリス研究室

モリス研究室 紹介

モリス研究室です。
モリス研は現在、修士生5人、学部生4人、留学性2人の計11人で活動しています。

いわゆる歴史研で、皆歴史にフォーカスした活動をしていますが、その内容はバラエティー豊かです。

先輩の言葉をお借りしますと、「頴原研が読書やディスカッションを中心とした「理論」の研究室とすれば、モリス研は実際のフィールドに足を運んで活動をする「実践」の研究室に近いと思います」です。

詳しく紹介しましょう。

研究室全体の活動としては主に、千葉県一宮町をフィールドとした活動を中心に行っています。
古建築に関するワークショップや建物の実測調査を行っています。

実測調査の風景です。








「実践」的というのは、文献や図面集だけで歴史を知るのではなく、実際に手を動かし体を動かし、歴史を身についていくということですね。これは意外と()楽しいのです。研究の一環なので、神社や個人の住宅などの普段は入れないところを覗くことができたり、雰囲気だけでなくスケール感なども知ることができます。やはり建築というのは実際に訪れてみるものですね。


ゼミは主に、個人の研究報告と、その年の活動テーマに沿った研究報告です。
今年は古い住宅を11つ担当し、最終的にアクソメをつくることがテーマでした。
全員が図面と情報集めとから始まり、3Dでモデリングしました。







こんな感じです。


研究報告はおもに、B4M2を中心とした論文のための研究報告です。
テーマに「歴史」があるだけで、それ以上は個人の自由です。歴史というのはとても幅広いものですから、皆のテーマも様々になります。先輩の言葉をお借りすると、「建築史では、意匠・計画・材料・構造・構法といった建築空間から、その背景にある社会・理論・思想など、建築にまつわるあらゆる分野を横断的に学ぶことが出来ます。


普段のゼミの風景です。






今年は「民家における長屋門の実態と保全」や「千葉大学教職員宿舎北宿舎に関する記録調査とその跡地利用の可能性に関する研究」、「トルコの黒海沿岸地方に残る民家の比較」など、日本に問わない建築の歴史や設計提案につながるものなどがあります。








僕たち学部生も各自、テーマを模索しながらの日々です。
またそれ以上の束縛もないため、ワークショップに参加したり、設計コンペや就活など、個人が自由にがんばれるところです。いいですね







これは研究室の風景です。
きれいとは言いづらいですが()、キッチン周りも充実しててとても居心地がいい空間です。



みんなきてね




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